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熊本地震から半年

熊本地震から半年が経過し、10月いっぱいで益城町の最後の避難所も閉所となりました。

いつも当教会のために祈り、励ましてくださりありがとうございます。

まだ復興への道のりは長いですが、この半年間の当教会の歩みについて、改めてお知らせしたいと思います。

4月14日の前震により教会兼牧師館としてお借りしていた建物が倒壊し、牧師夫妻は自力で脱出されましたが、娘の美文さんが取り残されました。
5時間にも及ぶ救助活動により救出され病院に搬送されましたが、数日の入院で退院することができ、しばらく手の痺れなどがありましたがその後保育士の仕事に復帰され、現在は後遺症もなく礼拝の奏楽奉仕など務めておられます。

4月16日の本震で会堂兼牧師館のあった建物は完全に立ち入りができなくなりました。
4月15日(前震翌日)の教会
本震後の教会


豊世牧師ご一家は前震後からしばらく熊本市のご長男宅に避難されていましたが、熊本県の「みなし仮設住宅」制度で熊本市北区に新たな住まいが与えられ、5月中旬に引っ越しを終えられました。
豊世牧師は新たな住まいに移ったあとも引き続き益城町の区長の仕事を継続されています。

5月1日第1聖日に倒壊した旧会堂前にて最後の野外礼拝を行いました。
ボランティアの方がブルーシートでテントを張ってくださり、その中で賛美をし豊世先生にメッセージをしていただきました。
震災特別礼拝


地震後しばらくは豊世先生が奉仕されていた熊本北聖書キリスト教会にて合同礼拝をさせていただいていましたが、当教会役員の方が勤める職場の方のご厚意で、日曜日に事務所をお借りできることになり、5月15日第3聖日より熊本市東区月出にて熊本東聖書キリスト教会として礼拝をもつことができるようになりました。
役員の勤める会社のご厚意で日曜日に
仮礼拝所として開放して下さいました。

地震で無事だった看板を日曜日だけ
取り付けさせていただきました。




7月から倒壊した建物の公費による解体が始まり、益城町文化会館に近い旧会堂は早々に解体が完了しました。

また今まで特別集会などで利用していた役場近くの公民館「きやま座」が使用可能になり、10月から毎月第1聖日の礼拝と聖餐式を益城にて執り行っています。
きやま座



九州キリスト災害支援センターが10月より益城町の旧会堂近くに移転され、ご厚意で日曜日に場所を提供していただくことになりました。
11月13日の第2聖日から使わせていただく予定です。
九キ災益城ベース

新たな会堂再建に向けては現在、豊世先生と教会役員主導により物件探しと協議を重ねています。

地震発生からこの半年間、様々な方々が当教会に関わってくださり、様々な方法で礼拝場所が与えられ歩んでこられたこと本当に感謝いたします。
また、以前の会堂近くで再び礼拝することができることにも神様のご計画とお導きを感じています。
これから新たな会堂の再建に向けて祈りつつ、これまで以上に被災された方々に寄り添いながら伝道していけたらと思います。

現在これまでご支援いただいた皆さまへ向けてお礼のニュースレターを作成中です。
連絡先がわからない方もいらっしゃるため、全ての方へお届けできるかわかりませんが、少しでも多くの方へお礼の気持ちをお届けしたいと思っております。

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