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ご挨拶

主の御名を賛美いたします。
 この度の熊本地震にあたり、みなさまのお祈りそして尊い捧げものである義援金、種々の物資、ボランティアとしてのご奉仕の数々を心より大変厚く御礼申し上げます。
 去る2016年4月14日21時26分に起こった熊本地震の前震により、私たちはそれまで14年間毎週礼拝を守った集会所兼牧師宅を失い、危うく敬愛する牧師ご一家にも生命の危険が迫るところでした。
 感謝すべきことに神様はご一家をお守り下さり、殊に娘さんを生き埋めから軽傷で救い出して下さいました。救出を見守るご両親と駆けつけた信徒や近隣の方々の祈りと事故を知って連絡を取り合った方々の熱い祈りに支えられた時間でした。その間中も立っては居られないほどの余震が襲っていましたが、続く16日1時25分の本震の際は正に生命の危機を覚悟致しました。これにより熊本大分に渡る殆どの地域が被災し、美しい私たちの郷土は光を失いました。
 五年前の東日本震災のとき、私は遠く離れている九州で何も出来ず大きな喪失感と悲しみで強く胸をかきむしられる気持ちでした。その時ささやかな募金と祈りしか出来ませんでしたがこの度は熊本震災で皆様からの暖かい御支援とサポートを通して溢れる温かい心といたわりを実感させて頂きました。
 翻ってこの様な試練のなかに主のお導きとお守りを体験し御心がどのようなことかと信仰のチャレンジを求められる毎日です。復興をめざして全ての事が前に進んでいますが私達にこれからも祈りに憶えてご支援賜れば幸いです。
 また、同じく被災しておられる教会や地域の皆様の主にある癒しと慰めとをお祈りいたします。
2016年 熊本東聖書キリスト教会
代表役員 小﨑 一宏
益城町の旧会堂兼牧師館です。
熊本地震の前震で倒壊しました。

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